2008年12月15日月曜日

イタリアの禁煙法の概要

イタリアでは2005年1月10日から禁煙に関する法律が施行されました。

この法律によって、学校、病院、駅、電車は勿論の事、レストラン、バー等の飲食店、公共施設、個人企業、映画館、ゲームセンター、ホテル等が禁煙となり、喫煙ゾーンを設置する場合は四方が壁に囲まれた室内に一人当たり1秒間に30Lの空気の入れ替えが可能な装置の設置が義務付けられます。
コントロールはまず施設の責任者に請求され、喫煙者に注意を促しても従わない場合は自治体警察等の介入となります。喫煙者の罰金は27,5から275ユーロとなり妊婦、12歳以下の子供が施設内にいる場合は倍になります。約25万件ある飲食店、ディスコ等の責任者が意識的、無意識に関わらず喫煙者をだした場合220から2.200ユーロの罰金となり、喫煙者と同じく施設内に妊婦、12歳以下の子供がいる場合は倍となり、場合によっては3日から3ヶ月の営業停止となります。

罰金の規定は自治体警察、警察、個人企業では監視員、警備員によって行なわれ、違反の指摘は一般客によっても可能となります。

また小さな店が多い為に実際に空気清浄機が取り付けられるのは、4,5%(その内の5分の1が規定を満たす装置)つまり禁煙の所が殆どだと言う事です。

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